館蔵の逸品

土方歳三 所用刀
大和守源秀國
(やまとのかみ みなもとの ひでくに)

土方歳三 所用刀 大和守源秀國(やまとのかみ みなもとの ひでくに)

刀長68.7cm。新選組副長・土方歳三が、戦場で使用した刀です。

秀國は陸奥国会津藩(現 福島県)の刀工で、会津藩主・松平容保(かたもり)が京都守護職を拝命した際、容保に従って上京し会津藩士や新選組隊士のために刀を作りました。

表銘は「大和守源秀國/秋月種明懇望帯之」、裏銘は「幕府侍土方義豊戦刀/慶応二年八月日 秋月君譲請高橋忠守帯之」と切られています。