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先人の志と使命感を学ぶきっかけづくり
   
 

  明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、ご家族ともども清々しい新年をお迎えになられたことと心よりお慶び申し上げます。

 私は折々に霊山歴史館を訪ねていますが、最寄り駅となる祇園四条から八坂神社を経ての東山界隈は常に多数の旅行者でにぎわい、とりわけ昨今は外国人旅行者の姿が目立つようになりました。このあたりは、多数の神社仏閣に加え、桜、新緑、紅葉と四季折々に美しい自然の景観を見せてくれます。そして坂本龍馬をはじめ維新の志士3千人以上が祀られた霊山聖域に入ると、にぎわいから静寂へと変わり、神聖な雰囲気を醸し出しています。

霊山顕彰会は明治100年にあたる1968年(昭和43年)に「近代日本の礎を築いた先覚者の精神と偉業を顕彰し、次代の日本を担う世代に、この精神を継承発展させていく」ことを目的に松下幸之助が中心となって創設され、それを具現化する場として、1970年(昭和45年)に霊山歴史館を開館しました。以来半世紀近く、多くの皆様のご支援をいただきながら歩みを続けております。今や、幕末維新に特化した他に例のない歴史博物館として、一般のお客様をはじめ、歴史研究者、広く学校・教育関係の先生方が子供たちを引率され学ぶ機会として活用いただくなど、多くの皆様に来館いただいております。外国人の方々の来館も目立つようになりました。

坂本龍馬直筆の手紙や新選組の隊士名簿をはじめ収蔵する貴重な資料も年々増え、現在では約5500点を数えるとともに、研究文献も蓄積し、様々なメディアの歴史企画特集からの協力要請も増えております。

幕末・明治維新は、徳川幕府の大政奉還を実現させ、中世から長く続いた武士を中心とした社会からの大転換を促し、明治以降の日本の新たな国の形を作り出した一大革命であったことはご承知の通りです。それを遂行したのは「世界の中の日本」を自覚し、国の将来への強い危機感を抱き、志と使命感を持って文字通り命がけで取り組んだ若者たちでした。

 昨今、国内外で実に大きな出来事が相次いでいますが、その多くが歴史的な経緯を知らなければ理解できないものです。とりわけ昨年は戦後70年の節目となり、様々なメディアを通じて第2次大戦前後から今日にいたる日本の歩みについての記事や番組を多く目にしました。自らの体験と重ねながらいろいろと考えさせられるとともに、歴史の風化への危機感と幕末・明治維新からこんにちに至る近現代史を学ぶ大切さを改めて強く感じました。

そして、次代を担う若者たちこそ今、歴史の大転換期に中心となった先達の生き方、考え方、何より志と使命感に学ぶことは時代を超えて極めて大切なことと存じます。当顕彰会、歴史館が、学ぶきっかけづくりを通して、微力ながらお役に立てればと願っております。

本年も「幕末・明治の先覚志士の墓碑が立ち並ぶ京都東山の霊山一帯の歴史的風土の維持・保全」「先覚志士の精神を顕彰し、日本伝統の精神文化の振興と、青少年の健全な育成を図る」「日本の歴史と伝統を幅広く紹介し、日本人としての精神や独自の高い文化を今日的に生かし、広めていく」という当館創設の3つの使命を常に自覚しながら、年間を通じて、様々な企画展示や行事を開催してまいります。

 多くの皆様のご来館を、心よりお待ちしております。訪ねていただく度に、きっと新たな発見があり、感じていただけるものがあると信じております。

 本年が皆様にとりまして輝かしい年になりますよう、ご祈念申し上げますとともに、一層のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。                      

            平成28年1月1日
            公益財団法人 霊山顕彰会
          理事長
 
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