霊山歴史館
トップページへ ご利用案内 霊山歴史観について 展覧会・行事 刊行物・グッズ
 
 
 
  トップページ / 歴史館ニュース / NEWS-2016.8.2-sipudenmidokoro
      2016年夏の特別展 見どころ
        「新選組疾風伝」 新選組関連の刀など幕末の刀剣がずらり!
       
 
 2016年夏の特別展「新選組疾風伝」では、150年ぶりに京都で再会した近藤勇と土方歳三の刀をはじめ、新選組関連の刀や幕末の刀剣を多く展示しています。ぜひ、実物をご覧ください。

近藤勇所用刀「陸奥大掾三善長道」     近藤勇所用刀「阿州吉川六郎源祐芳」   

 池田屋事件の褒賞として京都守護職・松平容保から近藤勇が拝領した刀。銘から延宝5年(1677)8月に作刀されたとわかります。容保が褒美として贈った刀にふさわしい素晴らしい作品となっています。
 近藤が捕縛された際、江戸・板橋で土佐藩の谷干城が没収し、藩主を務めた山内家に献上したといわれています。谷干城は近藤率いる新選組が坂本龍馬、中岡慎太郎を暗殺したと生涯信じており、その近藤が大事にしていた刀として、旧藩主の殿様に献上しました。山内家は、終戦まで靖国神社の遊就館に展示していました。その後は個人蔵となり、公開されることはありませんでした。残念ながら現在、鎺(はばき=刀身を固定するための金具)は作り変えられ、拵えは残っていません。(横浜市・個人蔵)

 近藤勇の首級が京都の三条河原に晒された際、下僕がその首と一緒に会津に持ち去ったと伝わる近藤の愛刀。刃長は75.5cm、銘から慶応元年(1865)8月に作刀されたとわかります。刃紋は直刃(すぐは)である。出来は土方の愛刀「大和守源秀國」とそっくりで、いかにも新選組が好みそうな実戦用の刀となっています。鎺は銀無垢で、下級武士が使う素銅(すあか)製ではなく、旗本クラスの帯刀と見ることができます。
 大正11年に若松市長を務めていた陸軍将校・松江豊寿が書いた「伝来覚書」が鞘の左隅に添付されており、この刀の来歴がわかります。今回は、この覚書が見えるように展示しています。(横浜市・個人蔵)
土方歳三所用刀「大和守源秀國」
裏銘「幕府侍土方義豊 戦刀」展示
     
 新徴組隊士 瀬尾権三郎 所用刀
 霊山歴史館がこのほど新たに収蔵し、多くの新聞やテレビで紹介されるなど注目を集めている土方歳三の愛刀「大和守源秀國」。4月末から展示していますが、裏銘に刻まれた「幕府侍 土方義豊 戦刀」が見たいとのご要望に応え、今回は裏銘が見えるように展示しています。
 大和守源秀國は会津藩お抱えの刀工。土方はこの刀を愛用し、鳥羽伏見の戦いをはじめ、戊辰戦争の各地で使用したものと思われます。              

 新徴組隊士・瀬尾権三郎の所用刀。刀身66.7cm。
新徴組隊士の資料は少なく、貴重な一品です。
 瀬尾権三郎は、天保5年(1835)越前藩の川除奉行役瀬尾権八の三男として生まれ、文久3年に幕府が募集した浪士隊に入隊、芹沢鴨、近藤勇らと入洛しました。しかし、清河八郎の勤王宣言により、幕府は浪士隊に東帰を命じました。瀬尾も江戸に戻り、江戸市中警護を任務とする新徴組市中取締役となりました。慶応4年(1868)出羽庄内で戊辰戦争に参戦。明治10年、西南戦争に政府軍の一員として出征しましたが、同年5月に戦死。行年44歳でした。
 今井信郎 脇差「山城守源一法」  桂 早之助 龍馬を斬った刀(上段)

 京都見廻組・今井信郎が、近江屋にいた坂本龍馬を襲撃した時に帯刀していた脇差。銘は「山城守源一法」。今井は戊辰戦争で箱館まで転戦しましたが、資金難でこの脇差を手放しました。しかし、よほど思い入れの深い刀だったようで、探し出して、数十年後に買い戻しました。
 今井信郎は、天保13年(1842)江戸で幕臣の長男として誕生。剣術は直心影流を学び、20歳で免許となりました。慶応3年(1867)京都見廻組に入り、京都市中を警護。同年11月15日、龍馬暗殺に加わったといわれています。

 京都見廻組・桂早之助所用の龍馬を斬ったと伝わる刀(脇差・写真上段)。刀身42.1cm。
 桂早之助は、慶応3年11月15日に醤油商・近江屋の2階に突入した京都見廻組の一人。あらかじめ天井の低い室内での戦闘を予想し、小太刀の名手が起用されました。刀身には無数の刃こぼれがあり、龍馬と斬り結んだ際の壮絶なさまが伝わってきます。
 早之助は、龍馬暗殺のわずか一ヵ月半後に鳥羽伏見の戦いで戦死。この刀は後年、桂家から当館に寄贈されたものです。
 
 
このホームページの著作権はすべて霊山歴史館に属します。
Copyright 2011, Ryozen Museum of History, Japan
お問合せ トップ頁へ サイトマップ 関連サイト