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  2014年春季特別展
日米和親条約締結160年記念 「黒船来航と日本の夜明け」
 
   
嘉永6年(1853)6月、突如浦賀沖に姿をあらわしたペリー率いる4艘の艦船。蒸気を吐き出して進む黒船に、江戸幕府はじめ庶民にいたるまで度肝を抜かれ、大騒ぎに。
「太平の眠りを覚ます上喜撰 たった四杯で夜も眠れず」
ここから、幕末の動乱が始まり、明治維新へと日本は大きく舵をきります。黒船来航は、日本近代化の扉をこじ開けた大事件でした。
本展では、重要文化財はじめ多くの初公開資料を展示し、黒船来航の意義、影響などをひもときます。


展覧会                2014年春季特別展
日米和親条約締結160年記念「黒船来航と日本の夜明け」
期 間 2014年3月26日(水)〜5月6日(火・祝日)
休館日 4月14日(月)、4月21日(月)
時 間 午前10時~午後5時半
3月26日~4月6日、4月25日~5月6日は午後6時半まで
(受付はいずれも30分前まで)
料 金 大人700円/高校生400円/小中学生300円
団体20人以上は各100円引き
友の会会員は無料(会員証提示)
優 待 クーポン券または本展チラシをご持参いただくと、上記団体料金でご入館できます。
【お願い】 開館日等詳細は変更になる場合がありますのでご来館前に当サイトトップページや電話でご確認ください。電話:075-531-3773

「黒船来航と日本の夜明け」開催に当たって

  幕末の動乱はペリー来航から始まったといっても過言ではない。嘉永6年(1853)6月3日、ペリー提督率いる黒船が来航し、開国を迫った。これは日本の運命を変える歴史的な大事件であった。

 アメリカ艦隊は来航した日の午後9時、いきなり時砲として64ポンド砲を打ち、その砲声に浦賀に住む人々は震え上がった。さらにフィルモア大統領の国書の受け取りを幕府に求めて、6日には江戸湾内に進入している。江戸は大騒ぎになり、民衆は黒船の山のような巨体や異様な姿にド肝を抜かれた。戦争への不安から物価も高騰する。非常食の梅干は2倍、具足は8倍近くハネ上がり、米も値上がりした。結局、幕府はアメリカの強引なやり方に屈し、国書の受理を決めてしまう。苦渋の決断であった。そして幕府は、江戸湾沿岸に藩邸を持つ土佐、仙台、鳥取などの藩に動員を命じた。

 同年9月23日、坂本龍馬が父・八平に宛てた手紙は勇ましい内容である。「異国船処々に来り候由に候へば、軍(いくさ)も近き内と奉存候。其節は異国の首を打取り、帰国可仕候」【異国船がところどころに来航し、近い内に戦(いくさ)が起こるでしょう。その時は、異国人の首を討ち取って帰国致します】。
 手紙の内容のように、龍馬もはじめは攘夷を唱える若者の1人に過ぎなかった。幕末に開国論を唱えていたのは、ほんの一握りの人間だけで、ほとんどの人間が攘夷論を唱えていた。

 何も策がないまま国書を受け取ってしまった幕府は、回答を翌年に引き延ばすことしかできなかった。ペリーは来年に再来航することを告げて退去する。しかし、この後、日本は西洋列強の植民地化の危機を見事に乗り切った。
 列強国と冷静に交渉し、毅然とした態度で粘り強い外交を行った幕臣たち。そして叡智を結集した志士たちの存在があったからこそ国難を乗り越え、日本は近代国家への扉を押し開いていったのである。

 本展に協力して頂いた横浜開港資料館や京都市歴史資料館、横浜・武渓文庫をはじめ、個人所蔵家の方に厚く御礼申し上げます。

                              平成26年(2014)3月吉日    霊山歴史館

 

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