館蔵の逸品

河井継之助 書状
小山良運宛

河井継之助 書状 小山良運宛

越後国長岡藩で家老を務めた河井継之助が、腫物の治療を友人で長岡藩医(蘭方医)の小山良運に依頼した書状で、慶応年間(1865~1868)に書かれたと推定されます。

小山は緒方洪庵の適々斎塾(適塾)に学んだ洋学者であり、継之助の良き相談相手でした。

そのため腫物の治療という名目で、密談を交わすのが目的だったという説もあります。