公益財団法人 霊山顕彰会

霊山顕彰会

幕末維新の志士たちの諸霊を祀る霊山聖地は、第二次大戦後荒廃するがままになっていました。これに心を痛めた京都在住の有志が、松下幸之助氏(パナソニック創業者・当時松下電器産業会長)ら関⻄財界人に協力を求め、復興を図る霊山顕彰会が明治改元から100年が経過した昭和43年(1968)に設立されました。
顕彰会は昭和50年に財団法人となり、平成24年4月1日、内閣府の認定を得て、公益財団法人として新発足しました。

霊山顕彰会は、日本伝統の精神文化を振興し、その良さを21世紀に伝えてゆくという使命と目的達成のため日々活動を行っています。明治維新研究センターとして、幕末・明治維新史資料の収集と研究を行う霊山歴史館は、その活動の一環です。
また、この趣旨について理解と賛同を各界に仰ぎ、多くの企業から特別法人会員としてご協力いただいています。
岐阜、山口、福岡、鹿児島の各県には各界有志により県支部が設立されています。

特別法人会員
入会のご案内

霊山歴史館の運営母体である「公益財団法人霊山顕彰会」の特別法人会員へのご入会についてご案内いたします。
霊山顕彰会の活動趣旨にご賛同いただける法人様の「特別法人会員」へのご入会をお待ちしております。

  • 年会費 50,000円(一口)以上
  • 入会すると
     ・法人名をホームぺージと霊山歴史館の館内パネルにて公開させていただきます。(公開をご承諾いただいた法人様のみ)
     ・機関紙「維新の道」を年4回、お送りいたします。
     ・法人様の社員は霊山歴史館入館料を割引させていただきます。(@900円→800円)歴史館受付に名刺をご提示願います。
  • ご入会は下記のフォームよりお申込みください。
     ご入会お申込みフォーム
  • お問合せ先
    〒605-0861 京都府京都市東山区清閑寺霊山町1
    公益財団法人 霊山顕彰会
    電話 075-531-3773
    FAX  075-531-3774

 

●特別法人会員名簿

霊山聖地の
由来

霊山聖地の由来は、明治元年5月10日付の太政官布告に始まります。
「嘉永6年(1853)以降、国事に斃れた幕末維新の志士たちの諸霊を京都東山に祀るよう」布告されたのです。
これによって東山中央にある霊山に、山口藩を初めとして各藩が招魂社を建立しました。
その後東京招魂社(靖国神社と改称)がつくられたあとも、霊山招魂社は国費で祭祀・営繕が行われました。

終戦後は憲法改正に伴い、国費祭祀は出来なくなり、当時の風潮で人々から忘れ去られました。
また数次の台風による被害ですっかり荒廃してしまいました。
昭和43年(1968)に霊山顕彰会が設立され、聖域の整備が進められて、現在に至っています。

毎年10月14日(大政奉還の記念日)に碑前祭が行われています。